Body

意識しても変わらない姿勢・歩き方┊体の土台から見直そう

2025.4.21

「姿勢をよくしよう」
「もっと自然に歩きたい」


そう思って意識しても、気づいたら元に戻っている。

意識し続けるって難しい💭


こんな経験ってありますか?





姿勢も歩き方も、本来は頑張って意識し続けるものじゃないんですよね。



そもそもの〝 体の土台 〟が関係しているのかもしれません。

それは・・・



骨格の土台(バランス)がずれていると、
意識して正そうとしても、体は無意識に今のラクなバランスに戻ろうとするからです。



たとえば、土台が傾いたままレンガを積もうとしたとき、どんなに上をきれいにととのえても、すぐにグラグラしてしまいますよね?


体も同じで、土台(骨格)がずれたままだと、意識で「ととのえよう」としても根本的には安定しないんです。




そして、骨格のバランスがずれていると「正しい姿勢」や「正しい歩き方」を〝 頑張って維持する 〟必要が出てきてしまいます。



頑張って維持しているということは、ほんとうは無理しなくてもいい筋肉や関節に、余分な負担がかかっているということ。



その小さな無理が少しずつ積み重なって、「痛み」や「違和感」として現れてくることもあるんです。

実際に、はじめてセッションに来てくださったKさんが、こんなふうに話してくださいました。

「健康のために歩こうと頑張っていたけど、逆に足が痛くなってしまって。こういうときって『筋肉が足りないから、筋肉をつけましょう』ってよく言うけど、なんだか違う気がしていたんです。

何かを足すんじゃなくて、そもそもの骨格をととえるっていうことにピンときました。」


セッションを重ねるうちに、「立ったり歩くのがラクになってきました」と教えてくださいました^^

これは、私が大事にしている視点なんですが・・・🌟


わたしたち、体の持ち主にとっては、「姿勢が悪くて嫌だな」「歩き方が気になるな」と思ったりしますよね。



でも、体にとっては〝 そうなる必要があった 〟んです。



たとえば、どこかに痛みがあるとき、体はその場所をかばうようにバランスをとり直してくれている。



一見「歪んでいる」「悪い」と思う姿勢も、体は今できる最善を選んでくれているんです。


この視点で見てみると、体に対する気持ちがちょっと変わりませんか^^?


自分の体を責めなくてもいいし、「じゃあどうしようか」って選択することができると思うんですˎˊ˗



「子どもの頃から歩き方がおかしい」と周りから言われていたというAさん。


自分なりに歩き方を意識していたものの、すぐに戻ってしまう。
意識し続けることの難しさを感じておられました。

セッションをするなかでわかったことがありました。
歩き方に違和感があった理由の一つが、足の指が床についていない「浮き足」の状態で立っていたということ。



この状態で歩き方だけを意識しても、うまくいかなかったのは、姿勢の土台になっている骨格のバランスに原因があったからです。


骨格バランスが変わると、自然と足指が床につくように
そして、歩き方そのものも変化していきました。



だから、もし姿勢や歩き方に悩んでいるようなら 「意識が足りないから」って自分を責めなくても大丈夫◎

体の土台を見直してみると案外スッと変わりはじめるかもしれません^^✨

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